
「ドラ・ナゾ」って?
「ドラ・ナゾ」は自分が挑戦者となり、出題される問題を解きながら物語を読み進めていく謎解き本です。書店やAmazonで購入できます。
キャラものということで内容的にはそう期待はしていませんでした。しかし実際にプレイしてみると、いい意味で見た目と内容が違う作品でした。
- 納得感を得られる良質な問題が多い!
- 小謎・大謎の構成で章分けされているので意欲が続く!
- 価格に対して損はないボリューム!
この記事でわかること
気になる内容

書籍の正式タイトルは「ナゾ解きゲームブック ドラ・ナゾ」です。ただし、挑戦者の選択によって物語の展開や結末が変わるいわゆる「ゲームブック」ではありません。展開も結末も一つのみで、複数の問題をひらめき力で解いていくことが本書の楽しみ方。

ドラえもんはどのように絡んでくるの?
問題メインの書籍ですが、物語もきちんとあります。
挑戦者はのび太くんとなり、盗まれてしまった四次元ポケットを取り戻すことが物語テーマ。タイムマシーンに乗って様々な場所や時代へ行き、そこで出題される問題を解き明かしていくのです。

ちなみにアニメではなく原作イラストが使用されているよ
とは言え、やはり問題がメインの書籍です。解き進める意欲をかき立てられるよう物語が加えられていると捉えていいでしょう。
見どころ
「ドラ・ナゾ」はナゾトレで有名な松丸亮吾さんが推薦している謎解き本です。ナゾトレは1問1答の問題集のような構成で、いわば「勉強好きな人」や「黙々と挑戦することが得意な人」が好むような作風と言えるのではないでしょうか。
一方、本書「ドラ・ナゾ」はそうでない人でも挑戦する気持ちを高めることができると感じます。管理人が感じたそのポイントは次の通りです。
- 国民的キャラ「ドラえもん」が導入されているので問題に挑戦する敷居が下がる
- 物語を読み進めたい気持ちがあるから難しい問題にも挑戦できる
- 小謎・大謎の構成なので、1つの章をクリアすると次の章に挑む気持ちが高まる
- 章分けされていてので、区切りよく休憩できる

集中力が続かず勉強嫌いな管理人にまさにうってつけ!
実際にプレイしてみた感想

キャラものなので問題の質にはそう期待はしていなかったものの、挑戦してみると…なんと!
一つ一つの問題の質がとても良いです!謎解き問題は中には「それは無理があるよ」と感じるものに出会ってしまうことがあります。しかし本書は「ふふ、つまりそういうことでしょ?」とわかる問題は得意気になれたり、わからなくなりヒントを見ても「あ…なるほど!(ピコーン!)」といずれも気持ちよく納得できる問題ばかり。そういう意味で良質な問題だと感じます。
本書の帯には「頭がよくなる!」とキャッチコピーが入っていますが、自分の頭がよくなる感覚というより「なんて上質な問題なんだ!」と問題そのものに感動を覚えてしまいました。
例えるなら美味しい料理を作りたいので、ある料理研究家のレシピを見て作ってみた。結果「美味しい料理ができて嬉しい」よりも「このレシピすごい!」と感激してしまった。そんな感覚です。

お子さんが買ってしまうと、内容が硬く期待とは異なるかも…
「ドラえもん」ということもあり、小学生が購入してしまうケースも多い気がします。しかし中身を見ないで購入してしまうと、意外にもその内容の堅実さに意表をつかれるかもしれません。他の小学生向けの謎解き本に比べると問題が難しく、中のページの装飾もお子さん向けではないと思えます。
ただ、数々の謎解き問題に挑戦しているような玄人小学生には問題ありませんし、まだ大人でなくとも中学生以上ならこれくらいのレベルがいいのかもしれません。
表紙はドラえもんのお顔を大胆に載せて色もキリっとなかなかおしゃれですよね。しかしですよ…中の問題ページもなかなか大胆でして…特に色が目に刺さってくるようでした。ポップで楽しくなるようなデザインは大事だと思いますが、かえって読み辛く感じました。問題を解くにはまったく問題はないのでその点はご安心ください。
個人的評価まとめ
| 難易度 |
少しずつ難しさアップ・最終謎はかなり難しい
| 問題クオリティ |
納得感を得られる良質な問題多数・出題系統のバランスもGood
| ストーリー性 |
章のはじめにストーリーあり・ただし問題がストーリーと密接に絡むわけではない
| デザイン |
読みづらさを感じるデザイン
| 親切設計 |
本書に全問ヒント&解答付き
| ボリューム |
価格に対して満足の量

そんなわけで、いい意味で見た目と内容が違う作品でした
ドラえもん好きではなく、謎解き好きにおすすめの本です!
商品概要
| 商品名 | ナゾ解きゲームブック ドラ・ナゾ |
| 価格 | 1,100円(税込み) |
| サイズ | 幅 13 cm x 高さ 18.8 cm |
| ページ数 | 127ページ |
| 発行 | 2018年2月 |
| 問題 | 古川洋平・酒井瑛太(クイズ法人カプリティオ) |
| ストーリー | 川村元気 |
| デザイン | バナナグロースタジオ |

